しげんカフェとは?
「しげんカフェ」はカフェと資源買取施設を併設した、リサイクル、地球環境の保護というものをよりお得に行いませんか?
というコンセプトのもとで出来ました。家庭の資源をポイントで買い取らせていただき、カフェのドリンクやフードに交換できます。

「しげん(資源)カフェ」は、愛知県の津島市に浅井直樹さんが作られたものです。この方は、津島市役所の環境局で仕事をしてこられたプロ中のプロ。津島は分別方式の「つしま方式」を全国で始めてスタートしたところです。この浅井さんは行政が行うリサイクルを追及されてきました。
しかし浅井さんは「行政が税金を使ってリサイクルする時代ではない」とみました。浅井さんが考えたのは、「すべては資源として使われていた、ごみの出ない時代」のあり方でした。戦後の高度経済成長でごみが大量に発生するようになりましたが、今は、資源問屋さんが儲かるようになっています。それを市民に取り戻そう、利益の一部は市民に還元しましょう、というのが「しげん(資源)カフェ」です。
市民が持ち寄った資源はチケットと交換し、それが使えるカフェを開く。市民はリサイクルステーションに資源を持って行き、チケットをもらい、カフェでくつろぐ。津島のカフェは市民の憩いの場、情報交換の場となっています。そこで、認知症カフェや子ども食堂なども開かれています。ここは丸4年経ちました。
今も発展しています。1日2トン以上、集まるようです。